4.5. REST APIによる画像出力設定#
このセクションでは、画像出力の設定に REST API を使用します。
注意
以下のREST-APIコマンド例は、DHCPを用いて設定した場合の例です。固定IP設定をした場合は、kria-gmsl.local
の部分をGMSL2-10Gb Ethernet boardのIPアドレスに変更してください。
4.5.1. カメラ接続台数の設定#
注意
カメラの接続に関しては注意点があります。詳細はこちらのページをご確認ください。
まず、カメラ台数と設定上のカメラ台数を一致させます。
以下の順序でカメラ接続台数の設定をしてください。
以下のコマンドをターミナルで入力してください
curl -d '{"cam_type": "1", "num_p1": 1, "num_p2": 1}' -H "Content-Type: application/json" -X POST http://kria-gmsl.local:3000/setup-cam-num
cam_type
: 接続されているカメラタイプ (デフォルト:1
)1
: C10
: C2
num_p1
: ポート1に接続されているカメラ台数(1~4, デフォルト: 4)num_p2
: ポート2に接続されているカメラ台数(1~4, デフォルト: 4)
以下のコマンドを入力して設定を適用してください。
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/reboot-setup
4.5.2. 画像出力設定#
次に、接続されたカメラに応じてボードを構成します
注意
v9
までのイメージでは、すべての GMSL ポートが C1 または C2 カメラのいずれかに割り当てられます。C1 カメラと C2 カメラの組み合わせは使用できません。
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/setup-cam1
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/setup-cam2-10
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/setup-cam2-20
4.5.3. 画像のストリーミング#
最後に、以下のコマンドを使用してイメージを出力します。
P2ポート(UDPポート5008-5011)から画像データを出力する
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/streaming-cam1-des1
P1ポート(UDPポート5004-5007)から画像データを出力する
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/streaming-cam1-des2
P1ポートとP2ポートの両方から画像データを出力する
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/streaming-cam1-des12
P1ポート(UDPポート5004-5007)から画像データを出力する
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/streaming-cam2-des1
P2ポート(UDPポート5008-5011)から画像データを出力する
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/streaming-cam2-des2
P1ポートとP2ポートの両方から画像データを出力する
curl -X POST http://kria-gmsl.local:3000/streaming-cam2-des12
警告
ストリーミングの種類を変更する場合は、一度必ずストリーミングを停止してから再度ストリーミングを開始してください。