3.4. カスタムタイムスタンプについての詳細を説明してください#

各モードでで以下の時刻がRTPパケットに記録されます

ID

timestamp

timestamp_capture

frame

説明

0

0

-

-

カスタムタイムスタンプ無効(一般的なRTPヘッダーが記録されます)

1

1

0

1

カスタムタイムスタンプ有効、RTPパケットの生成開始時刻が記録されます

2

1

0

0

カスタムタイムスタンプ有効、RTPパケットの生成終了時刻が記録されます

3

1

1

-

カスタムタイムスタンプ有効、GMSL2-10GbEthernetボードがfsyncトリガーをカメラに出力した時刻が記録されます(≒カメラシャッター開始時刻)

カスタム タイムスタンプは次のように構成されます: 最大 合計 96 bit

  • 48b - 秒を表します(先頭から48bit)

  • 32b - ナノ秒を表します(続く32bit)

  • 16b - ナノ秒の小数部表現(最後の16bit)

したがって、Custom Timestamp と共に使用した場合、RTP ヘッダーには次のデータ セットが含まれます。

  • RTP ヘッダーのtimestamp - 秒を表す48bitのうち、先頭の32bit

  • RTPヘッダーのSSRC_ID - 先頭の16bitは秒を表す48bitの下位部分、残りはナノ秒表現の上位部分

  • RTP ヘッダーの CSRC_ID - ナノ秒表現の下位部分に 16ビット、ナノ秒の小数部表現に 16 ビット