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概要#

Driving Log Replayer は、log(rosbag2)を用いて Autoware の open loop simulation を実行し、Autoware が出力するトピックを評価するパッケージです。 Sensing, Localization, Perception の性能確認と、ソフトウェアのリグレッションテストに使用します。

関連ドキュメント#

  1. AutowareDocumentation
  2. WebAutoDocumentation

関連リポジトリ#

  1. ros2bag_extensions
  2. perception_eval
  3. perception_dataset

アーキテクチャ#

Driving Log Replayer は、Autoware の評価ノードを Autoware の標準機能に付加した構成となっている。 アーキテクチャ図を以下に示す。

architecture

パッケージ構成#

Driving Log Replayer の評価ノードは、以下のように動作します。

  • 評価の条件が記載されたシナリオをパッケージが読み取る
  • autoware を起動する
  • 評価結果を jsonl ファイル形式で出力する

ノードの動作の詳細を下図に示す。

overview

利用フロー#

  1. 評価用の rosbag を実車で取得する
  2. 取得した rosbag を必要な時間、topic だけ残るようにフィルタする
    • フィルタ処理には TIER IV で開発した ros2bag_extensions を使用する
      • /tf を除き収録時に autoware が出力したトピックを落とす。センサーのトピックだけを残す
      • 自己位置合わせのために走行前に 10 秒停車している時間を残しておく
  3. シナリオを作成する
    1. sample folder 内にシナリオの例あり
    2. 記述内容はフォーマット定義を参照
  4. ユースケースが obstacle_segmentation, perception の場合、t4_dataset への変換に対応したアノテーションツールでアノテーションを実施する。
    1. Deepen.AIが利用可能
    2. perception_datasetに変換機能を追加すれば他のアノテーションツールも使用可能になる
  5. 評価を実行する。