トレースフィルタリング#
IGNORE と SELECT が両方設定された場合、SELECT が優先されます。
:(コロン)
区切りで複数指定。正規表現が利用可(例:/topic*:/parameter_events:/rosout)
- CARET_SELECT_NODES : トレース対象のノード名
- CARET_IGNORE_NODES : トレースから除外されるノード名
- CARET_SELECT_TOPICS : トレース対象のトピック名
- CARET_IGNORE_TOPICS : トレースから除外されるノード名
rviz ノード関連や、/clock トピック・/parameter_events トピックは多くの場合不要になります。
以下のような環境変数を設定しておくことで、無駄なトレースログを減らすことができます。
export CARET_IGNORE_NODES="/rviz*"
export CARET_IGNORE_TOPICS="/clock:/parameter_events"
現時点の CARET では、トレースフィルタリングによる除外は完全ではありません。
特に DDS レイヤーのトレースポイントはフィルタリングされていません。
これは、フィルタリングの判定にトピック名やノード名を使っていることが理由です。